チームビルディングは自然体で
東日本大震災以降、「頑張ろう、日本」が合い言葉の様に、世間で叫ばれていた。
「頑張る」の意味は、困難に耐え、努力してやり通す事とあるが、それを語源由来辞典で調べてみると、
「眼張る」 = 「目をつける」、「見張る」から転じて、「一定の場所から動かない」がさらに転じたとする説と
自分の考えを押し通す意味の「我を張る」が転じた説の2通りがあるとされている。
現在、「がんばる」は、「頑な(かたくな)」の文字が使われているところから想像すると
「想いをとげる為に、頑なにやり通す」の意味合いがとても強いように思う。
未曾有の被災であった、東日本大震災からの復興だけでなく、政治・経済等々、
まさに、日本が 色々な意味で 「頑張る」事が必要だと思う。 (それも、生半可な頑張るではないと思う)
だが、これをビジネスにあてはめて考えたら、どうなんだろう??
「頑張る」を「想いをとげる為に、頑なにやり通す」とした場合、
「生半可でない頑張る」は、必ずしも良い結果に繋がるとは思えない。
良くある話だが、優秀なビジネスマン・・と言われる人達の中には、非常に頑張っている人が多い。
(それも、半端でなく頑張っている人が多い・・)
そして、頑張ってきたからこそ、責任ある立場を与えられ、部下を預けられる・・。
そういう人が、部下を持つと 陥りやすいのが
「自分だけで頑張っていて、空回り」をし、
「部下は、協力的でなかったり、やる気がなかったり」で
「結果を出すには、さらに、自分が頑張らなければ」と思い
部下に対して、「あいつら、全員だめだ。 自分のチームは駒不足だ」と 思ってしまい、どんどん孤立していく・・・。
ビジネスで結果を出すのは、一人で頑張っても難しい。
組織(チーム)があり、チームの力があってこそ、結果に繋がる。
チームを率いるときに、前述の様な考えをしているリーダーに、部下はついていくだろうか?
いや、ついていかないだろう・・。
まず、部下を信頼すること、信頼できる様に関係を作ることから始めなくてはならないのではないか?
相手に信頼してもらうには、自分を正直に出すことだと思う。
隠していたり、ごまかしていたりしては、相手も本当の気持ちや想いを出さない。
部下を引っ張るために、「頑張る」事ではなく、「自然体」で、自分を出す事だと思う。