2012年5月11日 (金)

チームビルディングは自然体で

 東日本大震災以降、「頑張ろう、日本」が合い言葉の様に、世間で叫ばれていた。
 「頑張る」の意味は、困難に耐え、努力してやり通す事とあるが、それを語源由来辞典で調べてみると、
 「眼張る」 = 「目をつける」、「見張る」から転じて、「一定の場所から動かない」がさらに転じたとする説と
 自分の考えを押し通す意味の「我を張る」が転じた説の2通りがあるとされている。
 現在、「がんばる」は、「頑な(かたくな)」の文字が使われているところから想像すると
 「想いをとげる為に、頑なにやり通す」の意味合いがとても強いように思う。

 未曾有の被災であった、東日本大震災からの復興だけでなく、政治・経済等々、
 まさに、日本が 色々な意味で 「頑張る」事が必要だと思う。 (それも、生半可な頑張るではないと思う)
 だが、これをビジネスにあてはめて考えたら、どうなんだろう??
 
 「頑張る」を「想いをとげる為に、頑なにやり通す」とした場合、
 「生半可でない頑張る」は、必ずしも良い結果に繋がるとは思えない。
 
 良くある話だが、優秀なビジネスマン・・と言われる人達の中には、非常に頑張っている人が多い。
 (それも、半端でなく頑張っている人が多い・・)
 そして、頑張ってきたからこそ、責任ある立場を与えられ、部下を預けられる・・。
 そういう人が、部下を持つと 陥りやすいのが 
   「自分だけで頑張っていて、空回り」をし、
   「部下は、協力的でなかったり、やる気がなかったり」で
   「結果を出すには、さらに、自分が頑張らなければ」と思い
   部下に対して、「あいつら、全員だめだ。 自分のチームは駒不足だ」と 思ってしまい、どんどん孤立していく・・・。

 ビジネスで結果を出すのは、一人で頑張っても難しい。
 組織(チーム)があり、チームの力があってこそ、結果に繋がる。
 チームを率いるときに、前述の様な考えをしているリーダーに、部下はついていくだろうか?
 いや、ついていかないだろう・・。
 まず、部下を信頼すること、信頼できる様に関係を作ることから始めなくてはならないのではないか?
 相手に信頼してもらうには、自分を正直に出すことだと思う。
 隠していたり、ごまかしていたりしては、相手も本当の気持ちや想いを出さない。
 部下を引っ張るために、「頑張る」事ではなく、「自然体」で、自分を出す事だと思う。
 
 
 
  

2012年4月11日 (水)

人材育成に必要なこと

「人材育成」は、どの企業にとっても重要な課題であり、永遠のテーマでもある。
IT業界で「人材育成」というと、
  ・上流工程ができるSEの育成
  ・プロジェクトマネージャーの育成
  ・管理職の育成              等々があがり

要件定義や設計スキル、アーキテクト系スキル、
プロジェクトマネジメント系スキルを中心に、
座学&OJTでやっていこう!!         と、いう話になる。
ところが、これが、なかなか思うようにいかない。
座学の間はいいのだが、「OJT」という事でタフな現場に配属したりすると
育成対象者の方が、幾多の壁にぶつかり挫折してしまう事が多いからだ。
最近よく言われる、育成対象者となる若いエンジニア層のメンタル面の
ナイーブさや結果をすぐに求めたい人が多いという現状は、さておき・・・。

企業としてやるべき事は、「本人が自分で成長する(したいと思う)環境を作る事ではないだろうか?
自らが将来どうなりたいかをイメージして、「目的・目標を持って日々行動する事」が
体験した事からの学びの量やスピードが速くなる。
自らの将来について、漠然としてイメージできない人間が少なくないが
上司はそこに粘り強くアプローチをして、漠然としたイメージを具体的にしていけるような
導きをすべきではないだろうか?
それが、人材育成だと思う。

「以心伝心」・「阿吽の呼吸」

日本には「以心伝心」・「阿吽の呼吸」という言葉があり、チームワークを語るとき、結構、この言葉を好んで使う人もいる。
チーム内でそれができたら、最高だろう・・。
だけど、「以心伝心」や「阿吽の呼吸」の関係って、そうそう簡単にできるものではない。
相手はどんな人か、どんな考え方をするのか、どんな価値観を持っているのか等々、互いの事をよく知っていてこそだ。
互いを知る・・。それは、何度も何度もコミュニケーションをし、互いに感じていること、思っていることをアウトプットし、互いに理解しようと思い話をすることに尽きると思う。
時には、激しくぶつかり、時には、大いに意気投合し、そうして、いつか分かちがたいひとつの流れになっていれば・・・。
きっと、「以心伝心」もできるだろう。

だから、「VOICE」。
今、感じていること、思っていることを 声に出して伝えていきたい。

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